四日市再生「公害市民塾」

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【150】フェロシルト 石原産業 公害問題
 市民塾  - 06/4/13(木) 20:48 -

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   四日市では、相変わらず、公害問題が絶えることなく、ついに、昨年夏、産廃不法投棄量日本一となる市内大矢知・平津地区と、たびたび問題を起こしている石原産業四日市工場の産業廃棄物「アイアンクレー・フェロシルト」が、リサイクル商品との三重県のお墨付きで、京都・岐阜・愛知・三重に「山土と同じもの」のふれこみで、94万トンともいわれる大量産廃が、穴のあとに“埋め戻し材”や土地の嵩上げにと使われ、投棄され、そこから、放射線や六価クロム・フッ素などの危険物が検出され、リサイクル取り消し、県警に告発の騒ぎが出だした。石原は、1トン150円で売り、買った業者にトンあたり3000円〜3500円を改質加工費・開発研究費の名目で渡していた。通常の処理委託費はトン9000円といわれ、石原の利益は格段の昇りをしめした。
 しかし、結局は、投棄した産廃ほ引き取ることになり、一日200台ともいわれるダンプカーで各地から工場内へ引き取り作業に追われている。各地の産廃処分場が引き取りにおおじてくれないので、一時保管場所の工場内の空き地では、フェロシルトが丘陵地帯から山岳地帯へと高く積み上げられている。
 石原産業は、1972年7月、四日市ぜんそく訴訟で第一コンビナート5社と敗訴、公害発生をしないと誓約した。労組もその年の9月に開催された定期大会の運動方針は「発生源から公害を出さない」など、それまでになかった画期的なものであったが、労組委員長は工場長になり常務取締役となり各地へ出向いて頭を下げている。
  石原産業は塗料の原料となる酸化チタンを製造していたが、鉱石精製に硫酸を使用したあと、海水はアルカリで中和するとして、一日20万トン、海上保安部に摘発(1969年12月)されるまでに1億トンをたれ流した。1971年2月、津検察庁によって起訴され、10年後の1980年3月、有罪判決があった。罰金8万円であった。

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【142】フェロシルト製造中止 石原産業 市民塾 05/5/26(木) 21:16
【146】Re:フェロシルト製造中止 石原産業 三部の釣り人 05/11/5(土) 11:46
【147】Re:フェロシルト製造中止 石原産業 市民塾 05/11/26(土) 9:19
【148】Re:フェロシルト製造中止 石原産業 ハラナ・タカマサ 05/12/13(火) 7:00
【149】Re:フェロシルト製造中止 石原産業 ハラナ・タカマサ 05/12/17(土) 5:47
【150】フェロシルト 石原産業 公害問題 市民塾 06/4/13(木) 20:48
【170】Re(1):フェロシルト 石原産業 公害問題 ボブさん 07/3/15(木) 11:09

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