1963年夏 住みんそう動

橋北地区(牛起[うまおこし]・高はま町)での海岸うめたて

第2コンビナート工場ゆうち・そう業による公害発生

白はま青まつの牛起海岸は、その北側につづく、かすみがうら、とみ田はまとならび、海水よくや貝とりなどでにぎわう市みんのいこいの場であり、海岸にそって、市えい住たくと分じょう住たくがたてられた。
県、市は、牛起海岸をうめ立て、大きょう石油を中心とした第2コンビナートぞうせいを計画した。
☆大きょう石油牛起せい油所(4月 21.5万バーレルの石油せいせい)
☆中部電力四日市火力発電所 (6月 22万キロ×4もと 重油せんやき)
☆大きょう石油化学 (8月 エチレン4万トン ナフサセンター)

春から、これらの工場のし運転ミス、そう業後のすすのひがい、悪しゅう、そう音、しん動と、ひがいがぞく発、住みんは「しおはまのあやまりをまたくり返すのかと、はげしいいかりとふしんをあらわにした。

6月14日、高はま三区のふ人たちは、ふろやで高はま町ふ人大会を開き、せんたく物についてのほしょうなどを勝ち取っていった。

第1コンビナート北西部、あけぼの町のカーボンブラックひさん反対

みつびしかせいがせいぞうする黒いびりゅう子のカーボンブラックが、夏のきせつ風で風下のあけぼの町いったいにひさん、まどをしめても、たたみなどがよごれる。ここでもふ人が中心で、よごれたせんたく物やざつきんを持って化せいにこうぎ。