四日市公害裁判判決30年

四日市公害から何を学び引き継ぐか

〜判決30周年に語り合うつどい〜

 1972年7月24日の歴史的な四日市公害訴訟の判決から30年の歳月が流れようとしています。
 同判決は、日本の環境行政や公害被害者運動に大きな影響を与えました。「環境の世紀」と呼ばれる今日、四日市公害の教訓は生かされているのでしょうか。また、私たちは公害問題を克服しているのでしょうか。
 このつどいでは、大気汚染公害のまちの再生をテーマに取り組みを進めている各地の人たちとの交流を通じて、「環境の世紀」を担う世代が四日市公害判決の意義をあらためて考え、新しい世代に引き継ぐ機会としたいと思います。

とき 2002年7月20日(土)

ところ 四日市市内(現地見学会) 会場/四日市シティホテル 参加無料

主催 四日市公害判決30周年に語り合うつどい実行委員会

後援 三重県・四日市市

現地見学会

7月20日 10時〜12時
 9時45分JR四日市駅集合 貸し切りバスで四日市市内を巡回
(JR関西線、名古屋9:10発・快速みえで9:45着)
案内:澤井余志郎氏

つどい

7月20日 13時〜17時 会場:四日市シティホテル

T開会 主催者挨拶:宇佐見大司氏(中部の環境を考える会代表世話人・実行委員会代表)

T基調講演「四日市公害判決の今日的意義と環境の再生」

寺西俊一氏(日本環境会議事務局長・一橋大学)

Uリレー報告「公害地域再生に向けた各地の取り組み」

水 島:みずしま財団・藤原園子氏(研究員)

尼 崎:尼崎・ひと・赤とんぼセンター・浅野弥三一氏(事務局長)

西淀川:あおぞら財団・傘木宏夫氏(研究主任)

名古屋:愛知県公害患者の会連合会・田部井康寿氏(会長)

川 崎:川崎公害患者と家族の会・大場泉太郎氏(事務局長)

V現地からのメッセージ@「四日市の再生へ語り継ぎたいこと」

報告者:阪倉芳一氏(四日市再生公害市民塾)

W現地からのメッセージA「東京大気汚染公害裁判が目指すもの」

報告者:西村隆雄氏(東京大気汚染公害裁判弁護団)

X会場発言も交え意見交換

Y閉会の挨拶:太田映知(全国公害患者の会連合会・事務局長)

懇親会

17:30〜19:00 四日市シティホテル

四日市公害判決30周年に語り合うつどい実行委員会参加団体

愛知県公害病患者の会連合会/尼崎公害患者・家族の会/尼崎・ひと・まち 赤とんぼセンター/尼崎大気汚染公害弁護団/川崎公害病患者と家族の会/川崎公害根絶・市民連絡会/川崎公害訴訟弁護団/倉敷公害患者と家族の会/倉敷公害訴訟弁護団/財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)/全国公害患者の会連合会/全国公害弁護団連絡会議/中部の環境を考える会/東京公害患者と家族の会/東京大気汚染公害裁判弁護団/名古屋南部大気汚染公害弁護団/西淀川公害患者と家族の会/西淀川大気汚染訴訟弁護団/日本環境会議/三重県教職員組合三泗支部/みずしま財団(水島地域環境再生財団)/四日市公害認定患者の会/四日市公害犠牲者遺族の会/四日市再生「公害市民塾」/四日市公害を記録する会/四日市公害基金/四日市市職員労働組合