都市計画マスタープランへの提言より

 「公害の歴史を再認識し、地球環境に優しいまちにしたい」

 提言の環境の項目に次のように記してありましたので、抜粋して考えたいと思います。
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 私たちは、地球環境にやさしいまちづくりを実践したいと思います。そのためには、まず、市民全体の意識改革が必要です。意識改革の戦略として、市民が公害の歴史を再認識し、公害克服のための努力を踏まえて地球環境に優しいまちづくりをしていくという考えを持ち、それを内外へ大きくアピールしたらいいと思います。「公害都市」というイメージから脱却するために、港の工業地帯や市街地に緑を増やし、市民が憩い、楽しむことのできる港をつくる必要があります。緑を含めて、太陽や風など、さまざまな自然資源の活用をすることも重要です。
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 ここでは、市民の意識改革のために、公害の歴史を再認識することが盛り込まれています。公害克服の努力を踏まえることも記してあります。
 ところが、「公害の歴史の再認識」 「公害克服の努力」をどう市民は学習し、意識改革をしたらいいのでしょうか?
 意識改革に必要なものをきっちりと用意しなければ、公害イメージの払拭を叫ぶだけに終わってしまい、公害の歴史の再認識などとてもできるはずがありません。是非、具体的な「公害の歴史の再認識」ができるようにしていただきたいと思います。