四日市の小学校3,4年生用社会科副読本「のびゆく四日市」平成12年度版に、公害が出るようになりましたが、国や県や市では公害をなくすための決まりを作り、工場も公害を出さない努力をした。行政や工場が公害をなくしたといった記述だけで、そうさせた住民運動“公害裁判”については一言も書かれていない。 これではまちがった、正しくないことを教えることになる。 教委・執筆の教師は、公害さいばんがあったことは知っていても、裁判の意義、役割などについては知らない、知ろうとしないからで、知らないことは怖いことだ。