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塩浜駅→塩浜小学校
公害激甚地を歩く。

塩浜小学校
野田さんと沢井さんからの聞き取り。

磯津漁港
漁港と野田さんの船を見学。

　小学校５年生の社会科では、秋に、工業の発達と公害が学習されます。そこでは、水俣病、富山イタイイタイ病、新潟水俣病、それと四日市ぜんそくが「四大公害（訴訟）」として扱われていることがあり、県内外から、四日市公害現地へ来ての学習がなされますが、先生たちは、豊かさの陰で、何も悪いことないのに病人にされたり、あらぬ差別を受けたりしたことや、環境破壊としての公害の歴史をと、それぞれテーマを決めて学習を進めています。

　本年も、四日市市立保々小、明和町立斉宮小、白山町立家城小などが、１０月に四日市港ポートタワー、環境学習センター、磯津、塩浜小学校などを訪れました。

　これらの社会科学習については、公害裁判原告患者で、漁師の野田之一さんが、語りべとして、公害を記録する会の沢井余志郎がガイド役のボランティアでたずさわっています。なお、今年は、小学校５年生だけでなく、奈良教育大付属中と、南濃町養南中の２年生も来四しています。