四日市公害学習案内講座

四日市公害訴訟判決28年


1972年(昭和47年)7がt24日は、津地方裁判所で、5年の歳月をかけて争われた“四日市公害ぜんそく訴訟”で、原告患者側“勝訴判決”が出た日で、この判決によって、行政と企業の公害対策がとられるようになり、今日にみられるように、汚染状況が改善されてきました。
 公害訴訟を起こさなかったら、公害裁判で患者側が勝たなかったら、人々は、もっとひどい目に、もっと長い間苦しめられ、犠牲を強いられました。

 今年も、その「判決」の日がやってきます。そうしたとき、四日市公害とは、公害裁判とは何だったのか、といった歴史について学ぶことが必要ではなかと考え、次のように「学習案内」を開催することにしました。教員、労働者、学生、市民、みなさんの参加を呼びかけます。


テーマ
四日市公害・四日市公害ぜんそくの裁判の歴史について学ぶ
ところ
四日市市環境学習センター「環境学習室」
とき
2000年7月22日(土)13:30〜16:30
よびかけ
四日市再生「公害市民塾」
参加費
無料
なかみ
  • ビデオ上映

    大変貴重な、歴史的な、公害裁判に関わるビデオ

  • 語り

栗田籠麿さん

公害裁判のころ、NHK四日市通信部の放送記者、取材で活躍。判決日にも法定内で取材するとともに、裁判所前のNHKテント小舎で解説。
現在、菰野町田光の乗得寺住職

橋詰興隆さん

大協石油(現・コスモ石油)退職者。元、市議、県議。

資料
四日市公害、公害裁判を学ぶ、理解するための「四日市公害学習案内・ガイドブック」など、当日、会場でお渡しします。(無料)
付記

 呼びかけをしている「四日市再生・公害市民塾」は、毎月24日の午後6時30分より、納屋小あとにつくられた“なや学習センター”で、市民塾を開き、この日の「瓦版」を発行、配布しています。(参加自由、無料)。ご都合のつくとき、資料集めや聞き取りなどで相談にものっていますので、参加してください。

瓦版は、6月で34号。綴じ込み(ファイル)は、四日市市環境学習センター、納屋学習センターのNPO室においてありますので、ごらんになってください。