新年おめでとうございます 2006.1
東海テレビ「あやまち−1970年夏 四日市」のなかの詩
あやまち について わたしたちはいつも勘違いする
同じあやまちに神経質になる そしていつも 新しいあやまちをおかす
四日市では もうずいぶん前から何かがはじまっている
あやまちでなければいい
昨年夏、四日市で、日本一の産廃不法投棄と、石原産業四日市工場の産廃フェロシルト投棄が、いずれも行政の手助けのもとで行われていたことが発覚しました。
四日市では、ずいぶん前から、学者・政治家、企業・行政が「公害克服、終結」を唱え、市民もそう思ってきたなかでのできごとです。
終わっていないのに、終わったとするあやまちはたださなければならないと思います。「公害を記録する」ことと「語りべ」はこれからもつづけていこうと思います。
澤井余志郎
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